リスケ丸

中二のジャンル百まで、って思ってたけどそんなこともなかった!局地的にアイドルが好きです。

最強の内弁慶に出会った話「Last forever」「闇の先に僕らは歩き出す」

最後の曲までいきます!お付き合いください!

ちなみにナイモノネダリにうっかり筆が乗りすぎてしまった前回はこちら。

 

mojimojikunhyper.hatenadiary.com

 

 

「Last forever」

公式サイトで試聴できます)

ジャニーズのコンサートって帝国みたいだったり王国みたいだったり(ニュアンスの違い)はたまた反乱軍に占拠された旧帝国みたいだったり、同じ「わあ!お城みたい!」なセットでもさまざまなカラーがあるんだなあって思うんですが。
Hey!Say!JUMPは「亡国」感がすごいなあと思ってます。
……漢字にすると荒廃してるな?!
実際ディストピアな世界観も似合うんだけど、「かつて栄華を誇っていた王国」感というか、実際だれも行ったことも見たこともないんだけど、「昔々あるところに」あった国。彼らの持つふわふわした浮世ばなれした雰囲気が「今はない」王国感を演出してるよね……自分なにいうてんの?


そんな浮世離れした雰囲気を持つ皆さんが口を開けば「冷蔵庫にシール貼りがち」とか言うからめちゃくちゃ面白いんですが。(2年位前のテレビ東京系「リトルトーキョーライフ」の袋パン特集でヤマザキ春のパン祭りの話になり、エース山田さんが仰っていたのが忘れられない。エース、パン祭り参加するんだね

 

「Fab!」もテーマにかかげているおとぎ話の世界を、毎年いろんなバリエーションで見せてくれている……からこそ今回のアルバムはぜっっったいにコンサートで聴きたい。

 

豊かな感性を共有できるスタッフさんを味方につけているところも、この世界観を素晴らしい!って思えるメンバーも、「今年はこういう感じで行こう」とテーマを打ち出す言い出しっぺのメンバー(昨年の「PARADE」は山田さん、今年の「Fab!」は伊野尾さん)も、本当にありがたい。生まれてきてくれてありがとう。
きっと今回もコンサートのセットリスト意識した曲順でアルバムも収録してんだろうなあ〜行きてえ〜現場に。

 

「Last forever」が奏でるシンデレラの世界、映画のラストにお城のまわりで花火が打ち上がってるような壮大なサウンドがめちゃくちゃに良い。ちょっとレトロな、馬車が駆け抜けていくような間奏も良い。
シンデレラの世界ってなんというか、私が思ってる「アイドル」「ファンタジー」の象徴なのか、歌詞にシンデレラを彷彿とさせるワードが出てくると小躍りしてしまう。「魔法の馬車」、いいよね〜なんだろう、めっちゃいいよね~……心に住まう幼児が喜ぶ。

「終わらないでFantasy 物語の続きは
君とじゃなきゃダメさ 魔法の馬車で行こう」(1:50過ぎ)

好きなもん全部入っとるやないか。「魔法の馬車」は好きすぎてダメなんだって。卒倒しそうなほど好き。

シンデレラモチーフの歌詞が出てくる曲といえば、モーニング娘。さんの「Fantasyがはじまる」ですが、こちらも大好きだもんね。

アイドル、じゃんじゃんシンデレラを煎じてくれ。

 

「ラスフォーエバーーーーーーーアーーーーーーーーーー!!!!テレッテテッテッテテン!!!!!!!!!!」とともに打ち上がる特効を全身で感じたいので、絶対アンコール前のラストの曲にしてほしい。

 

「闇の先へ僕らは歩き出す」

 

オズの魔法使いがテーマの曲。通常盤のみのボーナストラックのため、試聴は公式サイトになし。なんですが公式サイト開いて〜!

www.fab-hsj.com


Enterじゃなくて本をタップして〜!
聴ける〜〜〜!!!!


安定の辻村有記さんと伊藤賢さんコンビが書き下ろしてくれた曲がこんなにもエモーショナルで、胸がいっぱいになっちゃってあんまり言えることがない…って言いつつごちゃごちゃ言うんですが。
「かくれんぼ」とか幼くてこどもらしいワードも出てくるのに、歌い上げるメンバーの声はいつもより低いトーンで大人の高級な子守唄ってかんじ。
ぽつりぽつり、思い出話をこぼすような皆さんの歌声となんともいえない夕暮れ感、すごく寂しくてでもあったかい。
アルバムの最後に収録されている曲ということもあって、待って置いていかないで……ってなってしまう。

 

「花火になって落ちる秋雨 雪へと変わった」(0:32)
「もうサヨナラの時間が来て 最後だと言い訳のかくれんぼ」(1:18)

知念さんの低い声でちょっと投げやり(?)な?少し諦めを含み持った?歌い方、色気がすごい。

知念侑李さんの表現力を最上級の言葉でお褒めしたいのに思いつかないのが悔しい。ありがとうございます……(?)
「かくれんぼ」\ぼ〜お〜おおお〜/
の「Fab-ism」とおなじく単語に囚われないコーラスも心地良い。有岡さんだと思ってるけどあってるかな?語尾が伊野尾さんぽいかんじもしてあんまり自信ない。

 

辻村さんたちからのHey!Say!JUMPへのプレゼントって気がして、たまらなく嬉しいきもちになります。


おわった〜!!!!
読んでくださってありがとうございました。
次回はコンサートで会いましょう!!!!!
以上、ド新規岡本担の「Fab!-Music speaks.-」全曲感想でした〜