リスケ丸

中二のジャンル百まで、って思ってたけどそんなこともなかった!局地的にアイドルが好きです。

最強の内弁慶に出会った話「Kiss your Lips」「御伽と知る世界」「ナイモノネダリ」

思いの外ナイモノネダリで筆が乗ってしまって、ひとつの記事に3曲しか入らんかった。今回もよろしくお願いします。

 

「Kiss Your Lips」

(試聴は公式サイトでどうぞ)

公式サイトに「アダルトで刹那的な世界観はHey!Say!JUMPの十八番。」とあるんですがそれはほんとうにそう。
「Wake Wake 目覚めていく」(0:10過ぎ)
他、薮宏太さんと山田涼介さんの歌声が重なった時の全能感、何物にも代え難い。
98585828回は言われてきただろうから今更私が言うことじゃないんだけど、まさしく「帝王」と「王子」だよね。このふたりが同じグループにいるの、改めてすごいな。

1月31日と5月9日、そろそろ国民の休日になれ。


ロミジュリみたいな、バルコニーがあるセットで披露してくれたら失神する。

もともとあったデモテープを来るべき時まで温存していたというこの曲、今が来るべき時というのめちゃめちゃ分かるし、「Kiss Your Lips」が表題曲で「眠れる森の美女」がテーマのアルバムもうひとつ作れそう。そんな強さを持った曲。

 

「御伽と知る世界」

 (試聴は公式サイトでどうぞ)

JUMPバンドでやってほしいーーーーーーー最初にカメラ目線でカウントとる中島さんが見えたもん。
JUMPバンド:ベース八乙女光さん、ドラム中島裕翔さん、キーボード伊野尾慧さん、ギターが現在留学中の岡本圭人さんと、薮宏太さん。ツインギターでやってもボーカルが4人出せる大所帯、たのしすぎ)

2:20過ぎの突然いかちいギターソロの間奏、わくわくする~

 

「It's time 果てない迷路 教えてよヘンゼル」(0:40)
「なんで?幸せだって 言えちゃうよグレーテル」(1:49)
でめちゃくちゃPPPH打ちたい。
ここ、グレーテルとヘンゼルとして呼びかけあってるのが山田さんと髙木さんなの、何だかとても可愛い。

 

3:02頃の有岡さんのパート、
「最後のページも君がいて」
って肩に手を回して口説いてきたかと思いきや、
「くれたらいいな」
ってすぐさま引っ込むこの健気さ、いじらしさ、凄まじくHey!Say!JUMPってかんじがする。

現場に行きたくなる曲個人的一位かも。煽られたい〜

 

「ナイモノネダリ」

 

「別の人の彼女になったよ」のwacciの橋口さんの作品と聞いて、「別の人の彼氏になったよ」的なアンサーソングが来るかと思いきや、「やっぱり別の人の彼女になるんかい」笑
これまでHey!Say!JUMPが楽曲の中で演じてきた女の子、夢みがちでちょっとだけ高飛車で(そして男運が悪そうで)ほんと大好きなので、女性目線の曲嬉しい。ありがとうございます。

 


Hey! Say! JUMP - ナイモノネダリ~Acoustic Version~[Official Music Video]

歌いだし聞いて~!
「明日の朝はとても早いの ドレス纏って神に誓うの」
明日、式を控えてる新婦の(歌詞を歌う)知念さん、たまらなくかわいい!声も可愛い!
私の中にうっかりHey!Say!JUMPの元カレの人格が芽生え始める。

 

今カレについてのくだり、
「とても真面目で素敵な人よ 私ね一度も 泣いてないんだよ」(1:00)
あたりで彼女のいままでの男運のなさが垣間見えるかんじがね、良いよね。

「私ね一度も 泣いてないんだよ」美月、それわりと普通!!!

友達に何回「だから言ったじゃん、やめときなよ」って言われても学習しないタイプだよね(偏見)八乙女光さんが演じる「オンナ」も私、大変好きです。幸せになってほしい。

 

「まだ誰のものでもない私の最後の夜に
あなたを思い出すなんて 私はナイモノネダリ」

結婚式前夜ってまあ届をまだ出していなかったとしてももう後戻りできない地点にいるじゃないですか。そこでこの期に及んで「まだ誰のものでもない」とか口走ってしまう(ごめん)あたりにこの「ナイモノネダリ」の主人公の女の子の性格が現れてる気がして、この子が身近にいたらふとした瞬間に「この女…!」ってなっちゃうかも。

フォローのためにもう一言付け足すとキャラ立ちがすごい。
「この女…!」って言いつつ別に悪いことじゃないからね。良いじゃんね、ひとりで元カレ思い出してもね。
自分が新婚だったら絶対リビングで聞かないけど……
いや、Hey!Say!JUMPが演じる「この女…!」って女、好きなんだよな……身近にいないし、Hey!Say!JUMP。

 


Hey! Say! JUMP – ナイモノネダリ [Promotion Video (Short Ver.) ]

PVに出ている奈緒さんの相手役、北川尚弥さんの演技がまた絶妙だよね……溢れ出る笹塚の六畳一間に住んでるバンドマン感……(好き)
中盤の居酒屋のシーン(2:45過ぎ)、ちょうど歌詞も

「私はそんなあなたの影を抱きしめてあげたい そう思ってた」

とかどことなく過去形になっていて、ナオヤ(仮)との関係にも影がさしはじめるところだと思うんですが、会計してるカットでどう考えても財布出してないナオヤ(仮)をみつめる「私」(奈緒さん)の表情が絶妙すぎてめちゃくちゃ笑っちゃった。

 

曲中で何度も繰り返される、
「まだ誰のものでもない 私の最後の夜に
あなたを思い出している私は ナイモノネダリ」
が山田涼介さんのパートなのがすごく良い。艶っぽい。
山田さんは本当にどんな役柄もこなしてくれるなあ。

 

「ナイモノネダリ」の物語のバックグラウンドには「ウェンディの結婚前夜」っていうテーマがあって、それを「置いていかれるピーターパン」側のHey!Say!JUMPが歌うっていうのが、変に生々しくならず、おとぎ話に仕上がってて良いな、って思う。


女性の気持ちを男性の歌声で歌ってるのに、所謂「男の夢」みたいになりすぎないのは歌ってる皆さんが本気でウェンディ、って役を自分の中で噛み砕いてくれてるからなのかな、と思う。

 

最後、中島裕翔さんがぽつりと呟く、
「私ね ずいぶん大人になったよ」(5:05)
で曲が終わるのがあまりにも良すぎるよね。
普段、活発で誰よりもこどもらしい一面を持っていて、実際ずいぶんと小さな頃から芸能界の第一線を走っている中島裕翔さんが言うと、なんだか重みがすごい。

Hey!Say!JUMP、大事にするからね……。
(新郎の人格)

 

長くなった!ヘラヘラ読めるというポリシー的に(?)一旦ここで終わります!

最後の記事は、個人的大本命「Last forever」と辻村伊藤コンビのボーナストラック「闇の先へ僕らは歩き出す」について書きます!

書きました!→

mojimojikunhyper.hatenadiary.com